東京一泊二日家族旅行プラン ~小学生連れで楽しむ都会の冒険~

都会の喧騒と自然、そして最先端技術が融合する街、東京。家族旅行の行き先として常に人気ですが、小さなお子様連れだと、どこへ行くか、どのように過ごすか、悩むことも多いのではないでしょうか?

もし家族4人で、小学生のお子様と東京旅行に行くなら、ディズニーランド以外にどんなプランがあるのでしょうか?

今回は、そんな疑問にお答えするべく、お子様たちがワクワクするような体験、そして大人も楽しめる充実した内容で、忘れられない家族の思い出を作れる、一泊二日の東京旅行プランをご提案します。

1日目:上野で動物と文化に触れる一日

東京の玄関口、上野駅周辺には、動物園、博物館、美術館など、様々な魅力的なスポットが集まっています。

午前:上野動物園で動物たちとこんにちは!

まずは、日本で最も歴史のある動物園、上野動物園 へ。約40haの広大な園内には、パンダをはじめ、ゾウ、キリン、ライオンなど、約300種3,000点もの動物たちが暮らしています。開園時間は9:30~17:00(入園は16:00まで)で、入園料は一般600円、65歳以上300円、中学生200円、小学生以下は無料です。

特に、お子様連れにおすすめなのが、東園にある「こども動物園すてっぷ」。モルモットやヒツジと触れ合えるコーナーや、ポニーの乗馬体験(土日祝日のみ)など、動物たちを身近に感じられる工夫がいっぱいです。小さなお子様連れなら、西園にある遊園地もおすすめです。メリーゴーランドや観覧車など、昔ながらの遊具で楽しめます。

お昼:園内でランチタイム

動物園内には、レストランや軽食スタンドがいくつかあります。「西園休憩所」では、パンダモチーフの可愛いメニューが楽しめます。お弁当を持参して、芝生広場でピクニックを楽しむのも良いでしょう。

午後:国立科学博物館で好奇心を刺激!

上野動物園を満喫したら、次は国立科学博物館 へ。日本館と地球館に分かれており、恐竜の化石や動物の剥製、宇宙に関する展示など、幅広い分野の展示を見ることができます。

常設展は、日本列島の自然と私たち、地球生命史と人類、科学技術で地球を探る、の3つのテーマで構成されています。特別展も随時開催されており、公式サイトで最新情報を確認できます。また、「かはくシアター」では、3D映像で恐竜の世界を体験できます。

お子様向けの展示も充実しており、遊びながら科学を学べる「かはくシアター」や、触って体験できる展示など、好奇心を刺激する仕掛けがいっぱいです。

17:00:ホテルにチェックイン

上野駅周辺には、様々なタイプのホテルがあります。アクセスを重視するなら、駅直結のホテルが便利です。

ホテル名場所価格帯ファミリー向け設備
ホテルセンチュリーハイアット上野駅直結広々とした客室、キッズアメニティ
三井ガーデンホテル上野上野駅徒歩5分コネクティングルーム、朝食バイキング
東横INN上野駅浅草口上野駅徒歩3分家族向けのプラン、無料朝食

2日目:都会のオアシスと空の世界へ

2日目は、都会の喧騒を離れ、自然と触れ合えるスポットを巡ります。

午前:サンシャイン水族館で海の生き物と出会う

池袋にあるサンシャイン水族館 は、”天空のオアシス”をコンセプトにした都市型水族館。アシカやペンギン、クラゲなど、様々な海の生き物たちを、都会のビルの上で観察できます。開園時間は10:00~20:00(最終入場は19:00)で、入園料は大人2,400円、小・中学生1,200円、幼児(4歳以上)700円です。

特に、「サンシャインラグーン」は必見です。巨大な水槽を悠々と泳ぐエイやサメの姿は圧巻です。幻想的な「クラゲトンネル」も、お子様に人気です。屋外エリアにある「マリンガーデン」では、空を飛ぶように泳ぐペンギンたちの姿を見ることができます。

お昼:水族館内のカフェでランチ

サンシャイン水族館内にある「カナロア カフェ」では、水族館の生き物を眺めながら食事を楽しめます。軽食からしっかりとした食事まで、様々なメニューがあります。

午後:ジブリ美術館でアニメの世界に浸る

三鷹の森にあるジブリ美術館 は、スタジオジブリの作品世界を体験できる美術館。館内は、まるでジブリ映画の中に迷い込んだような、不思議な空間が広がっています。

ジブリ美術館は日時指定の予約制です。チケットは、ローソンチケットで購入できます。入場料は大人・大学生1,000円、高校生700円、中学生・小学生400円、幼児(4歳以上)100円です。

館内では、ネコバスに乗ったり、屋上庭園でロボット兵と写真を撮ったり、アニメーションの仕組みを学んだり、お子様はもちろん、大人も童心に帰って楽しめます。短編アニメーションの上映や、企画展示も見逃せません。

「麦わらぼうし」は、ジブリ作品をイメージしたメニューが楽しめるカフェです。お土産に、オリジナルグッズを購入するのも良いでしょう。

夕暮れ時:東京都庁舎から東京の夜景を満喫

新宿にある東京都庁舎は、地上202mの高さから東京の街並みを一望できる無料の展望台があります。北展望室と南展望室があり、それぞれ異なる景色を楽しめます。

アクセスは、都営大江戸線「都庁前駅」直結です。開室時間は、北展望室が9:30~23:00、南展望室が9:30~17:30です。

1日のスケジュール例

時間活動場所食事
午前上野動物園上野動物園園内レストラン、または持参したお弁当
午後国立科学博物館国立科学博物館博物館内カフェ、または上野アメ横商店街(「大統領」など)
夕方ホテルチェックイン上野駅周辺のホテルホテルのレストラン、または上野駅周辺(「伊豆栄 梅川亭」など)
自由時間上野周辺上野アメ横商店街(「串揚げ でんがな」など)

2日のスケジュール例

時間活動場所食事
午前サンシャイン水族館サンシャイン水族館水族館内カフェ「カナロア カフェ」
午後ジブリ美術館ジブリ美術館美術館内カフェ「麦わらぼうし」、または井の頭公園周辺
夕方東京都庁舎東京都庁舎都庁舎周辺レストラン、または新宿駅周辺
帰宅

雨天時プラン

  • 上野国立科学博物館: 雨の日でも楽しめる屋内施設です。
  • サンシャインシティ: 水族館以外にも、プラネタリウム「満天」や展望台、ショッピングモールなど、様々な施設があります。
  • その他: 東京ドームシティ(屋内遊園地)、東京ジョイポリス(屋内型テーマパーク)などもおすすめです。

まとめ

今回は、ディズニーランド以外で楽しむ東京一泊二日家族旅行プランをご紹介しました。

上野動物園では、日本で唯一パンダに会える動物園として、子供たちに大人気です。国立科学博物館では、恐竜の化石から宇宙まで、幅広い分野の展示を通して、子供たちの好奇心を育むことができます。サンシャイン水族館では、都会にいながらにして海の生き物たちと触れ合い、リフレッシュできます。そして、ジブリ美術館では、ジブリ映画の世界観に浸り、夢のような時間を過ごせます。

これらのプランを参考に、お子様の年齢や興味に合わせて、オリジナルの家族旅行プランを組み立ててみてください。

例えば、小さなお子様連れなら、上野公園の遊具で遊んだり、アメ横商店街で食べ歩きを楽しんだりするのも良いでしょう。小学生高学年のお子様なら、国立科学博物館の展示をじっくり見学したり、ジブリ美術館でアニメーション制作の舞台裏を学んだりするのもおすすめです。

旅行中は、公共交通機関を利用しましょう。東京の電車やバスは、時間通りに運行しており、目的地までスムーズに移動できます。JR山手線を利用すれば、上野と池袋を簡単に移動できます。

旅行プランのポイント

  • 宿泊場所: 上野や池袋など、主要な観光スポットへのアクセスが良い場所を選びましょう。
  • チケット予約: ジブリ美術館は日時指定の予約制なので、事前にチケットを購入しておきましょう。
  • 持ち物: 帽子、飲み物、雨具など、天候に合わせて必要なものを準備しましょう。

楽しい東京旅行になりますように!

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